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2級建築士合格に必要な勉強時間は?総学習時間と期間

2級建築士合格への第一歩!必要な勉強時間の目安

2級建築士の資格取得を目指そうと決めた時、真っ先に気になるのが「一体どれくらい勉強すれば合格できるんだろう?」という疑問ではないでしょうか。

私も受験を決意した当初、仕事と両立できるのか不安で仕方ありませんでした。何時間勉強すればいいのか、どんなペースで進めればいいのか、情報を集めれば集めるほど混乱してしまったのを覚えています。

今回は、2級建築士に必要な勉強時間について、私自身が感じたことや調べた情報を踏まえて詳しくお伝えしていきます。

目次

一般的に提唱される500〜700時間前後という数字の根拠

2級建築士の合格に必要な勉強時間として、多くの資格学校や通信講座で言われているのが500〜700時間程度という数字です。

スタディングによれば、経験者で500時間、初学者で700時間程度が目安とされています。また、TACでは学科試験だけで300時間程度、製図試験で100〜150時間程度の学習が必要とのこと。

この数字の根拠は何なのでしょうか?

実は、2級建築士の学科試験は4科目(建築計画・建築法規・建築構造・建築施工)で構成されており、出題範囲が非常に広いんです。それぞれの科目で合格基準点が設けられているため、苦手科目を作ることができません。

さらに、製図試験では5時間以内に指定された設計図書を描き上げる必要があります。この技術を身につけるためには、繰り返しの練習が不可欠なんですね。

私が最初にこの数字を見た時は「意外と少ないかも」と思いました。でも実際に勉強を始めてみると、質の高い学習を500〜700時間続けることの大変さを痛感しました。ただ机に向かっているだけでは意味がないんです。

初学者と建築学科卒で変わる準備のボリューム

同じ2級建築士試験でも、受験者のバックグラウンドによって必要な勉強時間は大きく変わってきます。

建築学科を卒業した方や実務経験がある方は、すでに基礎知識があるため500時間程度でも合格できる可能性があると考えられます。建築の基本的な考え方や用語に慣れているだけで、学習効率は格段に上がるんですね。

一方、建築とは全く関係ない分野から挑戦する初学者の場合、700時間以上は見ておいた方が安心でしょう。建築用語を一から覚え、構造力学の計算問題に慣れ、法令集の使い方をマスターする必要があります。

実際、Yahoo!知恵袋に投稿されている合格者の声を見ると、「1日最低2時間」「過去問を最低5周以上」という意見が見られます。これを計算すると、やはり500時間以上は必要になってきますね。

私の場合は建築とは縁遠い仕事をしていたので、最初は建築用語を調べるだけで時間がかかりました。「布基礎」「べた基礎」といった言葉も初めて聞いたくらいです。でもそんな私でも、コツコツ続けることで徐々に理解できるようになりました。

1日あたりの平均的な積み上げと確保すべきノルマ

700時間の勉強時間を確保するには、1日あたりどれくらい勉強すればいいのでしょうか?

試験が7月初旬に実施されることを考えると、1年前から準備を始める場合、1日約2時間の勉強が必要になります。半年で集中的に取り組むなら1日約4時間です。

正直、社会人にとって毎日2〜4時間の勉強時間を確保するのは簡単ではありません。私も仕事が終わって帰宅すると21時を過ぎていることが多く、そこから勉強するのは本当に大変でした。

でも、諦めずに続けるコツがあります。それはスキマ時間の活用です。

通勤電車の中で10分、お昼休みに15分、寝る前に30分。こうした細切れ時間を積み重ねることで、意外と勉強時間は確保できるんです。最近はスマホで学習できる通信講座も充実しているので、場所を選ばず勉強できる環境が整っています。

グースクールの記事でも、スキマ時間を活用した効率的な学習方法が紹介されています。実際、私もこの方法で平日は1〜2時間、休日は4〜5時間というペースで進めることができました。

重要なのは、無理のない計画を立てて継続することです。最初から高い目標を立てすぎて挫折するより、少しずつでも毎日続ける方が結果的に合格に近づけると感じています。

総学習時間をどう分ける?学科と製図の配分バランス

2級建築士試験は学科試験と製図試験の2段階で構成されています。この2つにどう時間を配分するかが、合格への鍵を握っていると言えるでしょう。

TACの情報によると、学科試験に300時間程度、製図試験に100〜150時間程度が目安とされています。つまり、全体の約7割を学科、3割を製図に充てる計算になりますね。

ただし、これはあくまで目安です。製図の経験がない方は、もっと時間が必要になる可能性があります。

学科試験は7月初旬、製図試験は9月中旬に実施されます。学科試験合格発表から製図試験までは約2ヶ月しかないため、学科試験が終わってから製図の勉強を始めたのでは間に合いません。

理想的なスケジュールとしては、学科試験の1〜2ヶ月前から製図の基礎練習を並行して始めることが推奨されていると考えられます。ただし、学科試験に合格しなければ製図試験を受けられないので、まずは学科に集中することが最優先です。

私は学科試験の直前まで学科だけに集中し、試験後すぐに製図に切り替えました。でも正直、もう少し早く製図の練習を始めておけばよかったと後悔しています。

基礎から固める学科試験対策のステップ

学科試験は2級建築士試験の第一関門です。ここを突破しなければ、製図試験に進むことすらできません。

学科試験の合格率は約35〜43%程度で推移しており、決して簡単な試験ではありません。でも、正しい方法で対策すれば独学でも十分合格可能だと考えられます。

まず重要なのは、基礎知識のインプットです。参考書やテキストを使って、各科目の基本的な内容を理解していきます。ただし、ここで注意が必要なのは「完璧を目指さない」ということ。

最初から全てを完璧に覚えようとすると、いつまで経っても問題演習に進めません。7割くらい理解できたら、早めに過去問に取り組むことをおすすめします。

次のステップは過去問の徹底演習です。日建学院の分析によると、「計画と法規が過去問題主体であり、得点を稼ぎやすい試験」とのこと。つまり、過去問を繰り返し解くことが最も効果的な対策なんです。

私は過去問を最低でも5周は解きました。1周目はほとんど正解できなくても、3周目あたりから急に理解が深まってくる感覚がありました。これは本当に不思議な体験でした。

最後に大切なのが模試の活用です。本番と同じ時間配分で問題を解くことで、自分の実力を客観的に把握できます。時間配分の練習にもなるので、試験直前期には必ず受けることをおすすめします。

計画・法規・構造・施工の優先順位とボリューム感

学科試験は4科目で構成されていますが、それぞれ特徴が異なります。効率的に勉強するには、各科目の性質を理解することが重要です。

建築計画は出題範囲が非常に広いのが特徴です。建築史、建築計画、環境工学、建築設備の4分野から出題されます。暗記が中心になりますが、過去問からの類似問題が多いため、繰り返し学習すれば得点源にできる科目だと言えるでしょう。

建築法規は、法令集の持ち込みが認められている唯一の科目です。「答えを探し出す試験」と言われており、法令集に慣れることが最大のポイントになります。

私が最初に法令集を開いた時は、その分厚さと細かい文字に圧倒されました。でも、繰り返し引いているうちに、どこに何が書いてあるか自然と分かるようになってきます。法規は早めに対策を始めることをおすすめします。

建築構造は、合格者と不合格者の差が開きやすい科目と言われています。構造力学の計算問題が難しく感じる方も多いでしょう。ただし、過去問対策で十分に対応できる内容とのことなので、諦めずに取り組むことが大切です。

建築施工は、知識を問う出題が中心です。施工計画と各部工事で8割以上を占めており、実務経験がある方は有利かもしれません。ただし、新しい傾向の問題も出題されるため、過去問だけに頼らず幅広く学習する必要があると考えられます。

優先順位としては、まず法規に早めに着手し、計画と施工で確実に得点を稼ぎ、構造は繰り返し練習して克服するというのが王道パターンだと感じています。

苦手科目を克服するためのリソース割り当て

2級建築士の学科試験では、総得点だけでなく各科目にも合格基準点が設けられています。具体的には、各科目で5割以上、総得点で6割以上が基準です。

つまり、どれか一つでも科目別基準点に達していなければ、総得点がどんなに高くても不合格になってしまうんです。これが学科試験の厳しいところですね。

だからこそ、苦手科目を放置することはできません。得意科目でカバーするという戦略が通用しないのが2級建築士試験の特徴です。

私の場合、構造力学が本当に苦手でした。計算問題を見ただけで頭が痛くなるような状態でしたが、逃げずに向き合うことにしました。

苦手科目の克服には、通常の1.5〜2倍の時間を割く覚悟が必要だと感じています。私は構造に関しては、他の科目よりも多く過去問を解き、分からない問題は何度も繰り返しました。

また、どうしても理解できない部分は、YouTubeの解説動画を探したり、建築系のウェブサイトで調べたりしました。今は無料で質の高い情報がたくさんあるので、独学でも十分対策できる環境が整っていると感じます。

ただし、独学で限界を感じた場合は、早めに通信講座や資格学校の利用を検討することも大切です。時間は有限ですから、効率的に学習することを優先すべきだと考えています。

短期間で描き上げる製図試験の特訓メソッド

製図試験は2級建築士試験の最大の山場です。学科試験に合格しても、ここで不合格になる方も少なくありません。

製図試験の合格率は約47〜53%と、学科試験よりやや高めです。しかし、油断は禁物。学科試験を突破した実力者同士の戦いなので、しっかりとした対策が必要です。

製図試験で最も重要なのは、時間内に図面を完成させることです。どんなに素晴らしいプランを考えても、描き切れなければその時点で失格になってしまいます。

TACの分析によると、製図試験では「作図力が大きなウェイトを占める」とのこと。特に木造では、矩計図や部分詳細図、2階床伏図兼1階小屋伏図など、詳細な図面を描く必要があります。

製図の練習方法として最も効果的なのが、模範解答のトレースです。過去の標準回答例を何度も繰り返し描くことで、描くスピードと正確さが向上していきます。

私も最初は模範解答をトレースするだけで3時間以上かかっていました。でも、10回、20回と繰り返すうちに、2時間、1時間半と徐々に時間が短縮されていきました。この上達を実感できた時は、本当に嬉しかったです。

また、近年はプランニング能力も重視されているという噂があります。単に要求室を並べるだけでなく、課題の特色を考慮した機能的なゾーニングや動線計画が求められると考えられます。

エスキスから作図までを時間内に収める訓練

製図試験は5時間の長丁場です。この5時間をどう使うかが合否を分けると言っても過言ではありません。

一般的な時間配分の目安は以下の通りです:

  • エスキス(設計検討):1〜1.5時間
  • 作図:3〜3.5時間
  • 見直し:30分

エスキスとは、与えられた条件を読み解き、建物の配置や間取りを決める作業のことです。ここでミスをすると、後からいくら綺麗に描いても不合格になってしまいます。

私が苦労したのは、このエスキスの時間配分でした。完璧なプランを作ろうとして時間をかけすぎると、作図時間が足りなくなってしまうんです。

エスキスは早く終わらせすぎても、時間をかけすぎてもダメ。適切なバランスを見つけることが重要です。これは本番を想定した練習を重ねることでしか身につかないスキルだと感じています。

作図では、描く順番を決めておくことが大切です。私は「外壁→間仕切り→建具→設備」という順番を自分なりに確立しました。この順番を守ることで、迷わずスムーズに描き進められるようになりました。

また、時間を計りながら練習することも忘れてはいけません。家で練習する時も、必ず5時間という制限時間を意識して取り組むことをおすすめします。

記述対策に割くべき労力の推移

製図試験では、図面を描くだけでなく「計画の要点」という記述問題も出題されます。これは、自分が考えた設計の意図や工夫点を文章で説明する問題です。

記述問題の配点は決して低くありません。図面がどんなに綺麗でも、記述が不十分だと合格できない可能性があると言われています。

記述対策の時間配分としては、製図の練習を始めた初期段階から少しずつ取り組むことが理想的です。ただし、まずは図面を時間内に描き切ることを優先すべきでしょう。

記述問題で重要なのは、テンプレートを作っておくことです。よく聞かれる質問に対する答えのパターンをいくつか用意しておけば、本番で慌てることがありません。

例えば、「採光・通風の工夫」「バリアフリーへの配慮」「構造上の工夫」などは頻出テーマです。これらについて、自分なりの回答パターンを何パターンか準備しておくと良いでしょう。

私は記述問題用のノートを作り、過去問で出題されたテーマごとに模範解答をまとめていました。試験直前にこのノートを見返すだけで、安心して試験に臨むことができました。

無理のない期間で挑む!合格までのスケジュール設計

2級建築士試験の合格を目指すなら、長期的なスケジュール管理が欠かせません。無理な計画を立てて途中で挫折するより、現実的なペースで着実に進める方が結果的に合格に近づけます。

試験日程を考えると、学科試験は7月初旬、製図試験は9月中旬です。この日程から逆算してスケジュールを組み立てることが重要です。

初学者の場合、1年程度の準備期間を見ておくのが安心でしょう。前年の7月頃から勉強を始めれば、学科試験までに約1年、製図試験を含めると約1年3ヶ月の準備期間が確保できます。

一方、建築学科卒業者や実務経験者なら、半年程度の準備期間でも合格を狙えると考えられます。試験年の1月頃から本格的に勉強を始めても、十分間に合う可能性があります。

ただし、これはあくまで目安です。自分の理解度や進捗状況を確認しながら、柔軟に調整することが大切だと感じています。

6ヶ月から1年を見据えた月別の進め方

具体的な月別スケジュールの一例を紹介します。これは私が実践したスケジュールをベースにしています。

【1年計画の場合】

前年7〜9月:基礎固め期

  • 参考書を使って各科目の基礎知識をインプット
  • 特に法規は早めに法令集に慣れる練習を開始

前年10〜12月:知識定着期

  • 過去問1周目に取り組む
  • 間違えた問題を中心に復習

1〜3月:実力養成期

  • 過去問2〜3周目
  • 苦手科目の克服に時間を割く

4〜5月:直前対策期

  • 過去問4〜5周目
  • 模試を受けて実力確認
  • 時間配分の練習

6月:総仕上げ期

  • 最後の追い込み
  • 暗記事項の最終チェック

7月:学科試験

7〜8月:製図集中期

  • 模範解答のトレース
  • エスキスの練習
  • 時間を計った実践練習

9月:製図試験

もちろん、このスケジュール通りに進まないこともあります。仕事が忙しくて計画通り勉強できない週もあるでしょう。そんな時は、無理せず翌週で調整すれば大丈夫です。

重要なのは、大きな流れを意識しながら、柔軟に対応していくことだと思います。

仕事と両立する社会人が挫折しないための計画術

社会人受験生にとって、仕事と勉強の両立は最大の課題です。私も何度も挫折しそうになりました。

両立のコツは、完璧を目指さないことです。毎日2時間勉強するという計画を立てても、残業や飲み会で実現できない日もあります。そんな日があっても自分を責めないことが大切です。

私が実践したのは、週単位での目標設定です。「今週は過去問を50問解く」という週単位の目標を立て、それを平日と休日に振り分けていました。平日に勉強できなかった分は、週末に挽回するという柔軟な方法です。

また、勉強する時間を固定化することも効果的でした。私は朝型人間なので、毎朝6時に起きて1時間勉強する習慣をつけました。夜は疲れて集中できないことが多かったので、朝の時間を活用したんです。

通勤時間の活用も重要です。電車の中ではスマホで一問一答形式の問題を解いたり、暗記カードアプリで用語を覚えたりしていました。往復1時間の通勤時間を毎日活用すれば、月に約20時間の勉強時間が確保できます。

さらに、家族の理解と協力も欠かせません。私は家族に受験することを伝え、週末の午前中は勉強時間として確保させてもらいました。家族の協力があったからこそ、継続できたと感じています。

直前期の追い込みと模試を活用した最終調整

試験直前の1〜2ヶ月は、合否を分ける重要な時期です。この時期の過ごし方で、合格の可能性が大きく変わってくると考えられます。

直前期に最も重要なのが模擬試験の活用です。資格学校の多くが公開模試を実施しているので、必ず受験することをおすすめします。

模試を受けるメリットは複数あります。まず、本番と同じ時間配分で問題を解く練習ができます。また、自分の実力を客観的に把握でき、弱点を発見できます。さらに、試験会場の雰囲気に慣れることもできるんです。

私は本番の1ヶ月前に模試を受けましたが、思ったより時間が足りなくて焦りました。でも、その経験があったからこそ、本番では時間配分を意識して臨むことができました。

直前期は新しいことに手を出すより、今まで学んだことの総復習に集中すべきです。過去問で間違えた問題を中心に復習し、暗記事項を最終チェックします。

また、体調管理も忘れてはいけません。試験前日は早めに寝て、当日は万全の体調で臨めるよう心がけましょう。私は試験1週間前から夜更かしをやめ、規則正しい生活を心がけました。

独学で挑むか資格学校に通うか?自分に合った選択肢

2級建築士試験の勉強方法は、大きく分けて3つあります。独学、通信講座、資格学校への通学です。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

独学のメリットは、何といっても費用を抑えられることです。参考書と過去問集だけなら、1万円程度で揃えられます。また、自分のペースで勉強できるのも魅力ですね。

一方で独学のデメリットは、モチベーション維持の難しさと、分からないことを質問できないことです。特に製図試験は、独学で対策するのはかなり難しいと感じています。

通信講座は、独学と通学の中間的な存在です。費用は資格学校より安く、好きな時間に学習できます。最近はスマホで学習できる講座も増えており、スキマ時間を活用しやすいのが特徴です。

資格学校への通学は、最も費用がかかりますが、講師に直接質問できたり、仲間と切磋琢磨できたりするメリットがあります。製図試験では講師による添削指導が受けられるのも大きな利点です。

私は最初独学で始めましたが、製図試験の対策で通信講座を利用しました。自分の状況に応じて、柔軟に選択することが大切だと思います。

通信講座やスクールを利用するメリットとコスト

資格学校の受講料は決して安くありません。日建学院の場合、学科と製図のコースで約68万円という情報があります。これは社会人にとって大きな出費ですよね。

通信講座はもう少し手頃で、スタディングなどのオンライン講座なら10万円前後から利用できるようです。費用は抑えつつ、効率的に学習できるのが魅力だと考えられます。

高額な受講料を払う価値はあるのでしょうか?これは人によって答えが変わると思います。

資格学校や通信講座を利用する最大のメリットは、効率的に学習できることです。出題傾向を分析したカリキュラムに沿って学習すれば、無駄な勉強時間を削減できます。

また、製図試験の添削指導は独学では得られない大きなメリットです。自分では気づかないミスを指摘してもらえるので、確実に実力が向上します。

さらに、モチベーション維持の面でも効果的です。受講料を払ったという事実が、「無駄にしたくない」という気持ちを生み、継続する原動力になります。

私の場合、通信講座を利用したことで学習時間を大幅に短縮できました。独学だったら迷っていた部分も、講座の解説でスムーズに理解できたんです。費用はかかりましたが、合格という結果を考えれば、決して高くはなかったと感じています。

自己管理能力が問われる完全独学の注意点

完全独学で2級建築士試験に挑戦することは可能です。実際、独学で合格している方もたくさんいらっしゃいます。

ただし、独学には向き不向きがあるのも事実です。独学に向いているのは、以下のような方だと考えられます:

  • 自己管理がしっかりできる人
  • 継続力がある人
  • 分からないことを自分で調べることが苦にならない人
  • 費用を最小限に抑えたい人

逆に、独学が向いていないのは:

  • モチベーション維持が苦手な人
  • すぐに諦めてしまう人
  • 質問できる環境がないと不安な人
  • 製図の経験が全くない人

特に製図試験は、独学で対策するのは本当に難しいです。自分の図面が合格レベルなのか判断できないからです。私も製図に関しては、独学の限界を感じて通信講座を利用することにしました。

独学で挑戦する場合は、情報収集力が重要になります。インターネット上には合格者のブログやYouTube動画など、有益な情報がたくさんあります。これらを積極的に活用することで、独学でも十分対策できる環境が整っていると言えるでしょう。

近年の難易度傾向から推察される学習環境の重要性

2級建築士試験の難易度は、年によって多少の変動はありますが、基本的には安定していると言われています。

令和6年度の総合合格率は21.8%で、過去数年間は22〜25%程度で推移しています。学科試験の合格率は35〜43%程度、製図試験は47〜53%程度です。

ただし、近年の傾向として、「単純暗記から理解して記憶する」学習の重要性が増しているという指摘があります。つまり、ただ丸暗記するだけでは対応できない問題が増えてきているということです。

この傾向を考えると、質の高い学習環境の重要性が高まっていると考えられます。深い理解を促すような教材や、疑問点をすぐに解決できる環境があるかどうかが、合否を分ける要因になってきているのかもしれません。

また、建築基準法の改正など、最新の情報をキャッチアップすることも重要です。独学の場合、こうした情報を自分で集める必要がありますが、通信講座や資格学校なら最新情報が自動的に提供されます。

試験の難易度が上がる傾向にあるという噂もありますが、正しい方法で十分な時間をかけて学習すれば、決して乗り越えられない壁ではないと私は感じています。

効率を最大化して2級建築士の称号を勝ち取る極意

ここまで2級建築士試験の勉強時間やスケジュール、学習方法について詳しく見てきました。最後に、効率を最大化して合格を勝ち取るための極意をまとめたいと思います。

スキマ時間を活用した暗記系科目の攻略

社会人受験生にとって、まとまった勉強時間を確保するのは本当に大変です。そこで重要になるのが、スキマ時間の活用です。

通勤時間、昼休み、待ち時間など、1日の中には意外と多くのスキマ時間があります。これらを合計すると、1日1〜2時間程度は確保できる可能性があります。

スキマ時間に最適なのが、暗記系の学習です。建築計画の用語や建築史の年代、施工の手順など、暗記が必要な内容は多くあります。

私はスマホに暗記カードアプリを入れて、電車の中で毎日復習していました。また、音声教材を使って、移動中に講義を聞くこともありました。こうした工夫で、平日でも1〜2時間の学習時間を確保できたんです。

最近は多くの通信講座がスマホ学習に対応しているので、場所を選ばず勉強できる環境が整っています。スキマ時間を制する者が、試験を制すると言っても過言ではありません。

過去問の周回数よりも「理解の質」を高めるコツ

よく「過去問は何周すればいいですか?」という質問を見かけます。私の経験では、最低でも5周は必要だと感じています。ただし、重要なのは周回数ではなく、理解の質です。

1周目は問題を解いて答え合わせをするだけでも構いません。2周目以降は、なぜその答えになるのか、他の選択肢はなぜ間違いなのかを深く考えながら解いていきます。

特に間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析することが大切です。知識不足なのか、問題文の読み間違いなのか、計算ミスなのか。原因を特定することで、同じミスを繰り返さなくなります。

私は間違えた問題にマークをつけ、次の周回ではマークがついた問題を重点的に解くようにしていました。また、特に重要な問題は、解説を自分の言葉でノートにまとめることもありました。

このように、ただ機械的に過去問を解くのではなく、一問一問丁寧に向き合うことが、真の実力向上につながると思います。


2級建築士試験の合格に必要な勉強時間は、初学者で700時間程度、経験者で500時間程度が目安です。ただし、これはあくまで目安であり、学習の質によって大きく変わってきます。

重要なのは、自分に合った学習方法を見つけ、継続することです。独学でも通信講座でも、どちらでも合格は可能です。自分の状況や性格に合わせて、最適な方法を選んでください。

そして何より大切なのは、諦めないことです。私も何度も挫折しそうになりましたが、コツコツと続けることで合格を勝ち取ることができました。

皆さんも自分を信じて、一歩ずつ前に進んでいってください。2級建築士の資格取得は、決して夢ではありません。この記事が、皆さんの合格への一助となれば幸いです。

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