1. なぜ法規が苦手なのか?「時間が足りない」を克服するマインドセット
法規って、最初に触れたときの印象が最悪になりがちです。
私は正直、初見で心が折れました。
「文章が硬い」
「どこに何が書いてあるか分からない」
「一問に時間が溶ける」
この3点が揃うと、勉強机に座る前から疲れます。
しかも法規は、勉強が遅れるほど雪だるま式に苦しくなります。
ただ、色々読んだり試したりして思ったのは、法規が苦手な本質って「知識量」より「検索力」と「時間感覚」だということです。
つまり、“暗記”だけで殴りに行く科目じゃないんですよね。
1.1 暗記に頼りすぎない「法令集の検索能力」を磨く重要性
法規は「法令集を引く試験」です。
ここを受け入れた瞬間、気持ちがちょっと楽になります。
もちろん、暗記がゼロでいいわけではないです。
でも、暗記で全部対応しようとすると終わりが見えません。
私が痛感したのは、法令集を引けない状態で過去問を解くと、努力が点に変換されにくいことです。
「分かるのに時間が足りない」が一番悔しいんですよね。
だから私は途中から、こう割り切りました。
“法規は知識を増やすより、探し方を速くする科目”
この発想は、過去問→法令集への「逆引き」を推している方々の主張とも近いです。
たとえば、過去問の解説を見ながら法令集の位置を覚えるやり方は、独学者の経験談でも繰り返し強調されています
1.2 1問3分以内で解き切るための合格基準(総60点以上)と時間配分の目安
法規の最大の敵は、知識不足より「タイムオーバー」だと思います。
ここは本当に実感があります。
過去問演習をしていると、最初は一問10分とか普通にかかります。
でも本番はそんな時間はありません。
参考記事でも、30問を105分で解く=1問あたり約3分という目安が明確に書かれています。
そして「30問を1時間30分で解いて、残り15分を見直しに回す」という配分も紹介されています Source
この「見直し15分」を確保できると、試験の安心感が段違いです。
私も模試で最後まで辿り着けない時期は、精神的に崩れました。
なので私は、勉強段階から次の基準を置きました。
- まずは “3分を超えたら、一旦飛ばす”
- 後で戻ってもいいから、完走を優先する
- 迷ったら「当たり」を付けて条文確認に行く
これだけで、演習の質が変わります。
1.3 満点を目指さず「関連法規」を後回しにする戦略的アプローチ
ここ、気持ち的に一番大事でした。
真面目な人ほど、満点を狙って自滅しがちです。
でも現実は、法規で満点を目指すより、合格点を安定させる方が強いです。
実際に「関連法規は後回しでも合格に支障は少ない」という趣旨の体験談もあります。
関連法規は配点の割に範囲が広く、コスパが悪いという考え方ですね
また、基準法と関連法規の得点例として、
「基準法18/20、関連法規5/10で合計23点」
のような現実的な通し方も語られています
私はこれを読んで、肩の力が抜けました。
“全部完璧じゃなくていい。勝ち筋を作ればいい”
そう思えたのは大きかったです。
2. 法適合判断の速度を劇的に上げる法令集のセットアップ術
法令集のセットアップって、地味にしんどいですよね。
線引き、インデックス、色分け…。
やる前から気が重い。
でもここをサボると、本番で確実に詰みます。
だから私は「最短で最大効果」を狙う方向に切り替えました。
2.1 線引き・インデックス貼りの時間をショートカットする選択肢
「線引きとインデックス貼りは誰かに頼む」
これ、最初はズルい気がしました。
でも、独学者向けの記事でも、線引き作業は外注や購入で時短する選択肢が語られています。
特に“最短で合格点を確保する”という目的なら合理的、という論調です
さらに、線引き・インデックス貼りを自分でやる場合も、
見本と付属インデックス、フリクション系の道具で効率化する話が出ています
「時間を買う」という判断は、個人的にはアリだと思います。
ただし、最新法令への対応や、試験での使用ルールは必ず試験元の案内で確認した方が安全です。
ここは推測で断定できないので、必ず公式情報を見てください。
2.2 視認性を極めるマーキングと色の使い分けテクニック
法令集で大事なのは、芸術的な美しさじゃなくて、見つけやすさです。
私は途中から、見た目の綺麗さを捨てました。
参考記事でも、マーカーは増やしすぎると逆効果なので「3色に絞った」という話があります
これ、やってみると本当に分かります。
色が多いほど、脳が迷います。
2.2.1 肯定・否定・除外規定を一目で識別する3色ルール
特に効いたのが、否定・除外の見落とし防止です。
法規って、「ただし書き」で全部ひっくり返るじゃないですか。
参考例として、
- 大きいカテゴリ:黄色
- 答えを導く文言:オレンジ
- 否定・除外文:水色
のような3色ルールが紹介されています
私もこの考え方に寄せて、
「ただし」「〜を除く」「〜でない」
を“別色で目立たせる”運用にしました。
この一手間だけで、ミスが減った感覚があります。
試験って、こういう「うっかり」をどれだけ潰せるかが勝負なんですよね。
2.3 ページをめくりやすくする「物理的な加工」と道具の活用
法令集って、意外と“紙との戦い”です。
めくれないだけで数十秒ロスします。
それが30問積み重なると、普通に負けます。
2.3.1 シャープペンの消しゴムや指サックによる高速アクセス
これは読んで「そこまでやるのか」と思ったんですが、試すと納得でした。
法令集のページをあえて握ってシワをつけると、めくりやすくなるという工夫が紹介されています
また、ページめくりにシャープペンの消しゴム部分を使う方法も語られています
私も、指でめくれないストレスが減りました。
「試験で疑われない形で工夫する」という視点も大事ですね。
指サック等の扱いは、試験会場での運用や監督員判断もあるかもしれません。
ここは断定せず、事前にルール確認が安全だと考えられます。
3. 条文へ瞬時に辿り着くための「アタリ」の付け方とトレーニング
法規の演習って、真面目に全部調べるほど遅くなります。
でも、調べないと不安になります。
この矛盾が苦しい。
そこで必要になるのが「アタリ」です。
つまり、最初に答え候補を2つくらいまで絞ってから条文確認する。
この発想は複数の体験談で共通していました。
“全部を引くのではなく、怪しいものを引く”
というやり方ですね
3.1 過去問の解説から読み、条文の所在を逆引きで把握する
私は一時期、正攻法で「条文を読む→問題を解く」をやっていました。
でも、遅いし、眠くなるし、定着しない。
そこで切り替えました。
解説から入って、条文の場所を覚える。
この「逆引き」の流れは、過去問演習のプロセス例として具体的に説明されています。
たとえば、確認申請の要否→法6条→用語定義→法2条…のように、条文へ辿る筋道を辿る練習が紹介されています
これを繰り返すと、だんだん「この話はこの辺」という土地勘ができます。
法規は地図ゲーだと思うようになりました。
3.2 選択肢の正誤を予測する「問題の言い回し」のパターン分析
法規の文章って、クセがあります。
例えば、こういう匂いの文章。
- 「必ず〜しなければならない」
- 「〜することができる」
- 「〜の場合を除く」
この“強い言い回し”は、引っかけにも使われやすいです。
だから私は、選択肢を読んだ瞬間に、
「これは否定・除外が潜んでそう」
と警戒する癖をつけました。
これは明確な統計ではなく体感ですが、
警戒して条文を見に行く回数が増えるほど、ミスは減りました。
ただし、試験年度や出題傾向で変動する可能性はあります。
3.3 ジャンル別演習で法令集の「ページ番号」を記憶に定着させる
一気に伸びたのはここでした。
年度別に30問解くと、分野が散って学習が散漫になります。
逆に、ジャンル別に潰すと、同じ条文を何度も引く。
結果として、ページの位置が身体に入ります。
参考記事でも、
「似た問題を繰り返すことで、法令集の場所を覚えてしまう」
という趣旨が語られています
私の場合、最初に固めて良かったのは、
- 容積率
- 建蔽率
- 高さ制限
あたりでした。
計算や定番論点は、繰り返しが効きます。
4. 独学でも迷わない!最短合格を引き寄せる勉強法のステップ
「結局、何からやるのがいいの?」
これが一番知りたいですよね。
私も迷走しました。
教材を増やしたくなる気持ちも分かります。
でも法規は、やることを絞った方が伸びます。
4.1 頻出の主要単元(面積・高さ・防火区画・容積率・建蔽率)を重点的に攻略
まずは頻出の“取りやすいところ”からです。
ここで点が取れると、メンタルが持ち直します。
点数を伸ばしやすい分野として、
計算問題(容積率・建蔽率・高さ制限)、内装制限、用語定義、確認申請の要否などが挙げられています Source
私も同意で、特に計算系は「型」があります。
型を覚えると、時間短縮が目に見えて進みます。
4.2 2級建築士の過去問を併用した新規問題への対応力の養成
「新規問題は少ないが、出るときは出る」
この話も体験談で触れられています。
2級の過去問が1級で出た、という話が書かれていて、
級をまたいだ対策も有効という示唆があります
私はここは“保険”として取り入れるのがいいと思っています。
ただし時間がない人は、まずは1級の頻出論点を固める方が優先です。
これは人によって最適解が変わるはずです。
4.3 模試を「検索スピードの測定器」として活用する復習サイクル
模試って、点数以上に価値があります。
私は模試で、法規の本当の敵が“検索スピード”だと確信しました。
模試の結果を分析して弱点を改善する重要性は、別ブログでも語られています。
点数が上がった例もあり、復習の価値が伝わります
私がやって良かった復習はシンプルです。
- 間違えた問題だけ、根拠条文に線を引く
- その条文に飛ぶための「入口」をメモする
- 1週間後に同じ問題を解き直す
「間違えた問題を何度も解く」ことの重要性も強調されています
地味ですが、これが一番効きました。
5. まとめ:法的根拠を武器にして試験本番を自信を持って突破する
法規が苦手だった私が、途中で気づいた本質はこれです。
法規は「知識の量」より「探す技術」で伸びる。
だから、やるべきことは3つに集約されます。
1つ目は、満点思考を捨てて合格点に寄せること。
関連法規を後回しにする判断も、状況次第で合理的です
2つ目は、法令集のセットアップで視認性を作ること。
3色運用や否定・除外の強調は、ミスを減らします
3つ目は、過去問で“逆引き”して土地勘を作ること。
プロセスごと体に入れるのが近道です
私は、法規が嫌いなままでもいいと思っています。
好きになれなくても、勝てます。
ただ、勝つには準備が必要です。
そして何より、法令集を開くたびに少しずつ、
「前より速い」
「前より迷わない」
が積み上がっていく感覚は、ちゃんと救いになります。